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本講座は弁理士会の継続研修として認定されました。
概要
特許翻訳の基礎知識を身につけた方を対象に、電気・電子工学技術分野特有の特許翻訳技術を学ぶ講座です。
特許和英翻訳では、特許の権利範囲を確定するクレームとその解釈をサポートする明細書という、法律的役割を担った技術文書を翻訳します。そのため、一般的な技術翻訳のように日本語原稿の技術内容をそのまま翻訳するだけでなく、法律的な意味合いを理解した上での翻訳が求められます。通常では誤りとならない翻訳であっても、特許翻訳では特許審査時や権利解釈時に不利な解釈を受ける可能性が高く避けるべき翻訳となる場合もあります。本講座では、電気・電子工学分野において、日本語原稿となる特許明細書および特許請求の範囲(クレーム)の法律的側面と発明の技術的内容とを正確に解釈し、その解釈した内容が正しく反映された読みやすい翻訳文の作成を目指します。また米国特許法において不利な解釈を受けないための翻訳留意点についても学習します。講座の授業では、翻訳技術や知識の学習に加え、各受講者の持つ疑問をできるだけ多く解決し、受講者自身の翻訳能力をさらに伸ばすためのトレーニングとなるように、多くの実例研究や演習を行います。(講師記)
対象
特許翻訳についての基礎的な知識をお持ちの方
(特許翻訳講座の基礎編を受講された方もしくはそれと同等レベル)
電気・電子工学分野の特許翻訳者を目指したい方
すでに翻訳を行っているが上達を目指したい方
講師
阿部 鉄生 理学博士 特許翻訳者
ミネソタ大学大学院卒。湘洋内外特許事務所、ソニー知的財産ソリューション(株)、ソニー知的財産センターにて約20年間、明細書作成、外国中間処理、特許翻訳等に従事し、2009年にフリーランス翻訳者として独立。翻訳専門分野は主に電気・電子工学。
日程
2016年9月16日から11月11日までの、10月14日を除く8連続金曜日
(9/16、9/23、9/30、10/7、10/21、10/28、11/4、11/11)。全8回。
時間
18:30−20:45(小休憩含む)
内容
(都合により若干変更となる場合があります)
第1回 良い特許和英翻訳とは?
第2回 特許和英翻訳の作業フローとポイント
第3回 分野別クレーム&明細書の翻訳実例研究
−電子回路・半導体(その1)
第4回 分野別クレーム&明細書の翻訳実例研究
−電子回路・半導体(その2)
第5回 分野別クレーム&明細書の翻訳実例研究
−コンピュータ・信号処理(その1)
第6回 分野別クレーム&明細書の翻訳実例研究
−コンピュータ・信号処理(その2)
第7回 分野別クレーム&明細書の翻訳実例研究
−通信・ネットワーク(その1)
第8回 分野別クレーム&明細書の翻訳実例研究
−通信・ネットワーク(その2)
※各回に宿題と添削指導があります。
受講料
お一人様 78,000円(消費税・テキスト代含む)
※NIPTA会員の方は、本セミナー受講の旨当協会へお申込みいただくと受講料が20%割引となります。
お申込みの際に会員である旨お知らせください。
定員
10名(原則先着順)
会場
知財コーポレーション内 会議室
(東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル7F)
地図・住所はこちらからご確認ください。
共催
株式会社知財コーポレーション
お申込み方法
以下の事項を、下記お問い合わせEメールアドレス(seminar(at)nipta.org)までお送りください。
折り返し、申込受付けのご連絡(E-mail)およびご案内書類(郵送)をお送りいたします。
1:お名前
2:お勤め先
3:ご住所
4:TEL
5:E-mailアドレス
6:本セミナー内容に関連するご経験や講師への質問など
7:申込みセミナー名を明記下さい
8:請求書の宛名
9:NIPTA会員の方は、その旨お知らせください
◆日本弁理士会会員の皆様へ◆
この研修は日本弁理士会の継続研修として認定されました。
本研修に参加され、所定の申請をすると、外部機関研修として16単位が認められる予定です。
申請を希望される方は、弁理士登録番号を添えてお申込み下さい。また、15分以上の遅刻をした場合には、受講したものと認められません。
公共交通機関等の遅延、自己の行為に起因しない理由であっても、受講したものと認められませんので、時間に余裕をもって会場にお越しください。
また、中座、早退の場合については、時間にかかわらず、受講したものと認められませんのでご注意ください。
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